モロッコ絨毯紀行 第8章

(この記事は、GOSHIMAを創った男・今井正人が綴るプロジェクトアーカイブ記事です)

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数か月後、注文した縞柄のGOSHIMA絨毯を確認にモロッコ マラケシュへ

 

マラケシュの朝ホテルのロビーにてモロッコのジムトンプソン又は博士ことウェルフェードさんに会う。

 

まだ記していなかったが前回来た時に一緒にイマシン村に行っている。

 

初老のダンディな方。

今回もストールに首からLeicaをぶら下げている。

 

マラケシュまで届けてくれた縞柄のGOSHIMA絨毯の出来栄えを聞いたり、どうしたらもっとクオリティが上がるかお互いの経験値の中でかなり専門的でマニアックな議論になったのは当然のこと。

まだまだ改善の余地があり過ぎるほどある予感。

 

とりあえず縞柄のGOSHIMA絨毯を確認しよう。

うんうん。

求めるクオリティには届いていないけど一生懸命に作ったのは伝わる。

 

ファーストGOSHIMAの誕生。

これを日本に持ち帰り販売しながら、ヒシャムには並行してイマシン村でのクオリティを更にあげて行こうと話す。

 

 

アールラトラスキリムの販売先を中心に日本で販売。

 

価格が手頃なのと今井さんの応援を込めて一枚購入します、と。

 

うれしいけど、そうじゃない。そうじゃない。

 

もっともっと上を目指さないと。

 

続く

 

最初から読む→第1章

 

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