Memorial Order アーモンドのこれまでとこれから【2】

これまでアーモンドの絨毯は
「意思のあるじゅうたん」という表現をしてきました。
ここでいう「意思」とは存在感のことです。

絨毯はモノですし、何も話したりしませんが、
使い込んで愛着が増してくると
家族の一員となって
何かを語りかけてくるような気がしてきます。
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それは
細胞が生きている
自然素材と自然環境
そして、すべて人の手で作られているからでしょうか。

絨毯が単なるインテリアとしての役割だけではなく、
たくさんの嬉しい記憶を紡ぎ、
時には、使う人やその家族を励ましたり
暮らしのどの場面にも
人生のどの場面にも
思い出の写真の中に必ず写っていて
絨毯を見れば
たくさんの思い出が溢れてくる。

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あの時も、この時も、
いつでもどんな時もそばにいてくれた、
と思えるものになっていく。

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アーモンドの絨毯には、
日々の生活とともに人生の指針となるモノであって欲しい。
絨毯が、人生の様々な場面でよき先生、よき相棒となりますように。
という思いが込められています。

庭に植えられた記念樹について
いつまでも、地に植えた日と意味と
その植えた時の風景を忘れないのと同じように

一枚の絨毯が
家族みんなで共有できる
かけがえのない記念のものとなるように
オーダーの際に
デザインに関わる3つのことに向き合って決めていただいています。

1、フィールドの色を選ぶ – 色に想いを込める –
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青は鎮静、黄は喜び、緑は平和、橙は幸福、白は神聖など。
色には深い意味が込められています。

2、飛ぶ鳥の数を決める – 鳥は家族の象徴 –
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お父さん鳥は先頭を飛び、お母さん鳥は優しく後ろから子供達を見守る。
どんな家族でありたいか。
鳥がいつでも指し示してくれています。

3、花びらに色をつける -希望の花びら-
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家族一人一人が、それぞれの願いを込めた希望の花びらを咲かす。
毎日願いを込めた花びらを撫でる。そんな光景のある暮らし。

この3つの体験によって
これからどんな新しい絨毯に出会ったとしても、
この一枚がいつでも一番最高で
他では替えがきかない
深い価値を得ることができるのです。

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そして
これから始まるGOSHIMA絨毯との暮らしの中で
ものを大切にする心が育まれいくことでしょう。

(つづく)